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シードルとは

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 シードルとはリンゴのお酒である。
日本でも広く認知されるようになってきたシードルが、
どのようなお酒なのか見てみよう。

シードル
fichte7によるPixabayからの画像

シードルとサイダー

 シードルにはCiderと書かれているものがあるが、これはサイダーと読む。
シードルもサイダーも同じものなのだが、
日本には炭酸飲料でサイダーがあるから勘違いされやすい。
そもそもシードルとはフランス語なのである。

各国のリンゴ酒

 国によってリンゴ酒の呼び方が違う。

  • フランス  Cidre       シードル       
  • イギリス  Cider/Cyder  サイダー       
  • アメリカ  Hard Cider  ハードサイダー    
  • スペイン  Sidra       シドラ        
  • ドイツ   Apfelwein   アプフェルヴァイン 

 アメリカでは、サイダーはアップルサイダーを意味し、
ハードサイダーがリンゴ酒という風に区別されている。

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ワインとの違い

シードル
Gerald ThurnerによるPixabayからの画像

 シードルはアップルワインと呼ばれることがある。
ワイン(ブドウ酒)とシードル(リンゴ酒)の違いを見てみよう。

ワインシードル
材料ブドウリンゴ
アルコール度数8~12%4~9%
色による分類赤、白、ロゼなし
長期熟成有りなし
ヴィンテージ有りほとんどなし

 シードルはアルコール度数が低く発泡性もあるので、爽快に飲める。
ワインよりもビールに近い感覚で気軽に楽しめる。
なかには高アルコールのものや、非発泡のものもあり、バラエティーも十分である。

●あとがき

 最近はシードルの認知が広がり、様々な種類を見かけるようになってきた。
日本ではワインと同じくらいの歴史があるにもかかわらず、色々と差がついてしまっている。
リンゴを好きな人は多いので、そもそものポテンシャルは高いはずである。
これからのシードルの追い上げに期待したい。



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