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アメリカンウイスキーの代表的なものは以下である。
- バーボンウイスキー
- ライウイスキー
- ウィートウイスキー
- コーンウイスキー
- テネシーウイスキー
他にも大麦麦芽を使ったモルトウイスキーも造られている。
●バーボンウイスキー
51%以上のトウモロコシを原料に使用して蒸留され、
内側を焦がしたオーク材の新樽(バレル)で貯蔵熟成されたウイスキー。
樽の内側を焦がすことを『チャー』と呼ぶ。
バニラのような甘い香りと、パワフルな味わいがある。
●ライウイスキー
51%以上のライ麦を原料に使用して蒸留され、
内側を焦がしたオーク材の新樽(バレル)で貯蔵熟成されたウイスキー。
ライ麦のスパイシーさと、ほのかな甘みがある。
●ウィートウイスキー
ウィート(Wheat)とは、小麦のことである。
51%以上の小麦を原料に使用して蒸留され、
内側を焦がしたオーク材の新樽(バレル)で貯蔵熟成されたウイスキー。
小麦のまろやかな甘みがある。
●コーンウイスキー
80%以上のトウモロコシを原料に使用して蒸留され、
古樽または内側を焦がさない新樽で貯蔵熟成されたウイスキー。
トウモロコシの優しい甘さがある。
●テネシーウイスキー
テネシー州で蒸留され、サトウカエデの木炭でろ過し、
内側を焦がしたオーク材の新樽(バレル)で貯蔵熟成されたバーボンウイスキー。
ろ過することによりスムースな味わいに。
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●あとがき
アメリカにも大麦麦芽のみを使ったモルトウイスキーはあるが、まだ数は少ない。
アメリカの土壌はコーン栽培に最適化されているので、
原料の収穫量や効率がモルトよりもコーンのほうが良いのだろう。
他に類を見ないアメリカンウイスキーは独自の進化を遂げていってほしい。
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