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【完全網羅】ウイスキーイベント一覧:2025年

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 全国のウイスキーイベントをまとめた。
ウイスキーを試飲できる大規模イベントをメインに随時更新していく。

時期イベント名場所
1月26日ウイスキーラバーズ名古屋名古屋
2月16日秩父ウイスキー祭埼玉
3月1、2日小諸蒸留所ウイスキーフェスティバル長野
3月2日ウイスキーステーション浜松静岡
3月4日【プロ向け】OSAKA SPIRITS & LIQUEUR FESTA大阪
3月9日ジャパニーズ・ウイスキー・ストーリーズ福岡福岡
3月30日全国バーテンダーズ・コンペティション東京
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4月20日ウイスキーハーバー神戸神戸
4月26、27日 ウイスキー&スピリッツフェスティバル横浜       横浜
5月10、11日東京インターナショナルバーショー東京
5月18日マルス駒ヶ岳蒸溜所祭り new長野
5月24、25日静岡クラフトビール&ウイスキーフェア静岡
5月25日Kyushu Distillery Festival SAGA佐賀
6月8日ウイスキートーク福岡福岡
6月15日全国エリートバーテンダー カクテルコンペティション東京
6月28、29日ウイスキーフェスティバルin大阪大阪
7月19日百万石ウイスキーフェスタ金沢
7月27日北海道 WHISKY & SPIRITS FEST北海道
8月23日リカマン ウイスキーメッセ京都
9月14日フロンティアスピリッツ福島
10月5日Whisky History Osaka new大阪
11月8、9日AnytimeWhisky new名古屋

boso-whisky

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●2025年開催イベント

 2024年は物価高が続く中でもウイスキーイベントは盛況だった。
ウイスキーも値上がりしているのだが、その人気は続いている。
しかしイベントチケットも値上がりしているものがあり、
2025年のイベントはどうなるのか一抹の不安はある。

 2025年も国内の新規蒸留所からジャパニーズウイスキーが続々と発売される予定である。
最低熟成年数の3年を経て、4年、5年熟成樽も加わり、味わいの幅を広げることができるようになる。
各イベントでは一足早く、その味を確かめることができる。
注目している蒸留所があれば、イベントの出展をチェックしておくとよいだろう。

 イベントではジャパニーズウイスキー以外にもスコッチやバーボンなど海外製品も並ぶ。
バーボンを含むアメリカンウイスキーは今後関税の影響あるわるかもしれない
アメリカへの輸入関税が話題となっているが、他国が報復関税の措置をとることがある。
そうなると商品は関税の低い国に流れる(おそらく日本は報復関税をしない)。
アメリカと世界の動向に注目したい。

 ではスコッチはどうなのかということが気になる人もいるだろう。
というのは、2024年12月にイギリスがTPPに加盟したためである。
TPPとは環太平洋パートナーシップ協定の略であり、経済連携協定のこと。
経済連携の狙いの一つは、関税を即時、または段階的に撤廃し、貿易を活発化させることにある。
イギリスが加盟したということはスコットランドも準ずることになる。

 スコッチはどうなるのか、結論は『これまで通り変わらない』といえる。
理由は、日本とイギリスはすでに二国間のEPA(経済連携協定)を発効しているためである。
これによりスコッチに関税はかかっていない

 ちなみにウイスキーの原料である大麦麦芽をイギリスから輸入している蒸留所がある。
大麦麦芽の関税もすでに優遇措置がとられているので、変わらないだろう。

 イベントの話から少しそれてしまったが、会場で海外のウイスキーを見かけたら、
貿易について考えを巡らせてみるのもよいだろう。

 ウイスキーイベントに参加する際は、イベントのスタイルや時間、場所などをチェックしよう。
2025年はイベントでどのようなウイスキーと出会えるのか、楽しみである。

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各地のウイスキーイベント紹介

 多くのイベントで、ウイスキーに関するセミナーや、
トークショー限定ボトルの販売などが行われている。

・ウイスキーフェスティバル

ウイスキーフェスティバル
https://whiskyfestival.jp/
  • 主 催:ウイスキー文化研究所
  • 場 所:東京、大阪など
  • 時 期:例年は東京12月、大阪6月
  • サイト:https://whiskyfestival.jp/

 ウイスキー文化研究所が主催する、ウイスキーイベントの代名詞的存在。
イベント初開催から15年以上の歴史と、30回以上の開催実績を持つ老舗イベント
日本最多のウイスキーブランドが集まる

 他のイベントでは地元バーが出展することがあるが、
ウイスキーフェスではメーカー、蒸留所、インポーターが中心である。

・ウイスキー&スピリッツ フェスティバル2025 in 横浜

ウイスキー&スピリッツフェスティバル横浜
https://whiskyfestival.jp/yokohama2025/

 2023年の8月末に横浜で初開催となったウイスキーフェスティバルが、
2024年には「ウイスキー&スピリッツ フェスティバル」に名前を変えて開催された。

 ウイスキーからさらに蒸留酒の幅を広げて、ジンや焼酎、泡盛なども含めた試飲イベントとなる。
2025年は4月26日(土)、27日(日)の2日開催が予定されている。
各日前後半の二部制、各部3時間半、2,000名で計8,000名分のチケットが用意される。
場所は前回と同様のパシフィコ横浜である。

 春先の港町はお酒を飲むのに最高の季節である。
ただし、GW前なので予定の詰め込み過ぎには注意しよう。

・ウイスキーフェスティバル2025 in 大阪

ウイスキーフェスティバル大阪
https://whiskyfestival.jp/osaka2025/

 2025年も大阪でのウイスキーフェスティバルが開催される。
2024年と同様に2日開催である。

 開催日は2025年6月28日(土)、29日(日)
場所はベイエリアにあるATCホール。
チケットは前後半の2部制で、2日間で全4部、各部3時間半。
各部1,500名の合計6,000名である。

 初夏の関西圏で行われるウイスキーのビッグイベントである。

・ウイスキーフェスティバル2024 in 東京

ウイスキーフェス東京
https://whiskyfestival.jp/tokyo2024/

 その年を締めくくるウイスキーのビッグイベント。
2024年は12月7日(土)と8日(日)の2日開催であり、各日前後半の計四部制。
各部1,200名、入場料は5,000円で少し値上がりした(去年は4,400円)。

 2023年はどの部も完売したのだが、人気があるのは土曜の後半のようだ。
参加を予定しているなら早めにチケットを購入することをおすすめする。

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・ウイスキートーク福岡

ウイスキートーク
https://whiskytalk.net/
  • 主 催:ウイスキートーク福岡実行委員会
  • 場 所:福岡
  • 時 期:例年は6月
  • サイト:https://whiskytalk.net/

 2011年から続く九州最大のウイスキーイベント
九州地方や中国地方からの来場者が多く、関東や関西が遠い人には有り難い。
限定ボトルの人気は高く、それを目当てとする来場者も多い。

 2011年から続く九州最大のウイスキーイベント
九州地方や中国地方からの来場者が多く、関東や関西が遠い人には有り難い。
限定ボトルの人気は高く、それを目当てとする来場者も多い。

 2025年は6月8日(日)の開催が予定されている。

 飛行機での参加を考えている人は、予約を早めに済ませておくことをおすすめする。
75日以上の早割りで半額になる場合もある。


・秩父ウイスキー祭

秩父ウイスキー祭
https://www.chichibuwhiskymatsuri.jp/

 2014年から開催されており、イベント人口密度が最大級
例年の2月のイベントは、雪の影響に大きく左右され、残念ながら辿り着けない人もいる。
雪にも負けず、毎年楽しみにしているファンは多い。

 会場が3ヵ所に分かれているため、トータルの移動時間は意外と大きい。
会場間の移動が多いため、歩きやすい靴や、動きやすい服装が望ましい。

 宿泊予定の参加者は、早めの予約がおすすめ。
秩父駅周辺のホテルはキャパが大きくないため、
出展者などの関係者でほぼ埋まってしまう。

 2025年は2月16日(日)の開催。
チケットは既に完売しており、年々入手が難しくなっている。

 毎年チケット争奪戦になるので、次回参加したい人は予定をこまめにチェックしよう。
例年だと12月にチケットが販売される
販売開始10分も経たずに完売するので、事前準備は万端に。

・静岡クラフトビール&ウイスキーフェア

静岡クラフトビール&ウイスキーフェア
https://shizuoka-fair.com/
  • 主 催:静岡クラフトビール&ウイスキーフェア実行委員会
  • 場 所:静岡
  • 時 期:例年は5月末頃
  • サイト:https://shizuoka-fair.com/

 2015年から開催されている、クラフトビールも楽しめるイベント
2016年からウイスキー製造を始めたガイアフローの静岡蒸留所が造るウイスキーが目当てという来場者も多い。
静岡県内のもちろん、県外のウイスキーメーカーやインポーターなどが多数出店する。

 2025年は5月24日(土)、25日(日)に開催。
会場はJR静岡駅から徒歩13分の常磐公園である。
フードブースも出店されるので、屋外でウイスキーやビールを飲みながら、つまみも楽しめる。
チケットは当日販売の10枚綴り2,000円のその場で購入するシステム。

・ウイスキーラバーズ名古屋

ウイスキーラバーズ名古屋
https://wln.themedia.jp/
  • 主 催:ウイスキーラバーズ名古屋実行委員会
  • 場 所:愛知
  • 時 期:例年は1月
  • サイト:https://wln.themedia.jp/

 2017年から開催されており、年初めのウイスキーイベントとして定着しつつある。
2025年は1月26日(日)の開催。

 寒空の下で開場を待つのはツラいが、中でウイスキーを飲み始めると冷えた身体が温まる。
防寒対策を万全にして臨もう。

 愛知のウイスキー

・リカマン ウイスキーメッセ

ウイスキーメッセ
https://www.likaman.co.jp/event/whisky-messe/index.php

 2017年から開催されており、当初はウイスキーとクラフトビールのイベントだった。
全国各地にショップを展開する企業が主催の大規模イベントは稀である。

 イベントではオークションが開かれ、見ているだけでも楽しい。
関西での大規模イベントは地域在住者に喜ばれている。

 2025年は8月23日(土)の開催。
2024年は9月末だったが、2025年はひと月ほど早まるようだ。

・北海道 WHISKY&SPIRITS FEST

北海道ウイスキーフェス
https://www.facebook.com/hokkaidowsf/?notif_id=1696108071808558&notif_t=page_name_change&ref=notif

 2018年から開催されている、日本最北のウイスキー&スピリッツイベント
北海道の余市蒸留所や、新規の蒸留所への期待が大きい。

 2025年は7月27日(日)に開催。
ウイスキーだけでなくジンなども楽しめるイベントである。

 イベントと合わせて、夏の北海道を満喫したい。
道外からの参加を考えている人は、飛行機の予約を早めに済ませておくことをおすすめする。
75日以上の早割りで半額になる場合もある。
真夏の北海道でお酒を楽しもう。

 北海道のウイスキー


・倉敷ウイスキーフォーラム

倉敷ウイスキーフォーラム
https://www.whiskey-forum.jp/
  • 主 催:倉敷ウイスキーフォーラム実行委員会
  • 場 所:岡山
  • 時 期:例年は春頃
  • サイト:https://www.whiskey-forum.jp/

 2019年に初開催された、中国地方期待のイベント
二回目の開催となるのは、2024年3月24日(日)の開催。
中国地方のウイスキーファンが首を長くして待っている。

・八王子ウイスキーストリート

八王子ウイスキーストリート
https://www.hachiojiwhiskystreet.com/

 2019年に初開催された、屋外での開放的なウイスキーイベント
第4回となる2024年は10月12日(土)の開催。

 一日開催で土曜日のイベントは珍しい。
多くのイベントは日曜日の開催である。
土曜開催は翌日ゆっくり休めるので有り難いと感じる人も多いだろう。

 屋外で飲むウイスキーは一味違う。
天気が良ければ、季節的に最高に楽しめるイベント。

Anytime Whisky

Anytime Whisky
https://anytime-whisky.localinfo.jp/

 2021年3月を初開催予定としていたが、延期を重ね2022年7月に初開催。
2回目は2023年11月に2日間開催され、多くの人を集めた。

 2025年は11月8日(土)、9日(日)の開催。
ウイスキー以外のスピリッツも出店される予定。

 秋の落ち着いた季節に、屋外でウイスキーを飲める開放感
期待が高まるイベントである。

・ウイスキーハーバー神戸

ウイスキーハーバー神戸
https://whiskyharbourkobe.com/

 2021年4月を初開催予定としていたが、延期となり、
2022年4月に小規模で第0回として開催された。
満を持しての第1回は2023年4月

 2025年は4月20日(日)の開催。
イベントの前後日で、春の港町神戸を楽しむのも良いだろう。

・WHISKY HISTORY OSAKA

ウイスキーヒストリー大阪
https://www.whisky-history-osaka.jp/

 2000年から開催されていたが、2018年に終了したイベント。
2022年10月に4年ぶりの復活。
懐かしさを感じる人も多いのではないだろうか。

 2025年は10月5日(日)に開催。
出展ブースはバーなどのお店が多いのが他のイベントとは違う。
メーカーなどの出展は1/4ほどである。

・琵琶湖ウイスキークルーズ

琵琶湖ウイスキークルーズ
https://www.facebook.com/KWPEC
  • 主 催:京都ウイスキーパーティー実行委員会
  • 場 所:滋賀
  • 時 期:例年は5月?
  • サイト:https://www.facebook.com/KWPEC

 2016年から開催されている琵琶湖を周遊するクルージングイベント。
船の上で生演奏を聴き、景色が流れる中で飲むウイスキーは至福。

 これまでは夏や秋に開催されていたが、2023年は5月末に開催された。
ロケーションが最高のため、リピーター率が高い。

 2024年は5月12日(日)の開催。
二部制の各部250名、各部3時間である。
第1部は11:30~14:30、初夏の日差しを楽しめる。
第2部は15:30~18:30、夕暮れを堪能できるだろう。

 船上イベントのため、トイレの数が限られる。
トイレに列ができていら、比較的空いている下の階のトイレを利用しよう。

 船上デッキにはテーブルが用意されており、
ウイスキーやカクテルなどのドリンクを飲みながら、
景色を眺めたり、食事をしたりできる。
しかし、喫煙エリアが分煙されていないため、タバコの臭いや煙を嫌い人にはツラい。
もう少し分煙の配慮がされるとよいのだが。

・沖縄ウイスキー&スピリッツ フェスティバル

沖縄ウイスキー&スピリッツ フェスティバル
https://okinawa-ws-fes.jp
  • 主 催:沖縄ウイスキー&スピリッツ フェスティバル実行委員会
  • 場 所:沖縄
  • 時 期:11月
  • サイト:https://okinawa-ws-fes.jp

 2019年12月に第一回目が開催された、沖縄で初のウイスキー関連イベント。
スピリッツということで泡盛ブースも多く出展されており、かなり楽しめる。
大都市のイベントと違い、混雑度が低いため、出店者さんの話をじっくりと聞ける。

 2024年は11月10日(日)の開催。
初冬の沖縄はまだ温かいので、イベントと合わせて計画を立てたい。
県外からの参加を考えている人は、飛行機の予約を早めに済ませておくことをおすすめする。
75日以上の早割りで半額になる場合もある。


・百万石ウイスキーフェスタ In Kanazawa

https://www.facebook.com/profile.php?id=100069817032362

 初開催が2017年の北陸最大級のウイスキーイベント。
第2回まではいしかわ四高記念公園で行われたが、3回目は金沢東急ホテル、
4回目はANAクラウンプラザホテル金沢。
3回目から屋内に変更されたことで、天候に左右されずに楽しめるようになった。

 5回目となる2025年は7月19日(土)の開催。
前々回は10月開催、前回は8月開催、今回は7月開催と徐々に早まっている。
会場は前回と同じANAクラウンプラザホテル金沢で行われる。

 日本海側でのウイスキーイベントは珍しく、北陸在住者には嬉しいかぎりだろう。
2024年に北陸新幹線が延伸され、イベントに参加しやすくなった人もいる。

・ジャパニーズ・ウイスキー・ストーリーズ 福岡

ジャパニーズウイスキーストーリーズ福岡
https://www.instagram.com/japanese_whisky_stories/

 ジャパニーズウイスキー100年目の2023年に開催されたイベント。
第一回は2023年10月8日(日)に福岡で開催。
二回目の開催は2025年は3月9日(日)

 国産ウイスキーを中心としたイベント。
今回も製樽メーカーの『有明産業』が参加しており、他のイベントでは見かけない。

・ウイスキーステーション浜松

ウイスキーステーション浜松
https://hamamatsu-bartender-club.jp/

 静岡県浜松市で行われた、2023年初開催のウイスキーイベント。
静岡県内の蒸溜所以外にも、国内蒸溜所やインポーター、メーカーが出展。

 2025年3月2日(日)に開催。
二部制の各部2時間45分である。
会場はオークラアクトシティホテル浜松。

・TOYAMAウイスキーフェス

TOYAMAウイスキーフェス
https://www.facebook.com/profile.php?id=100094887506454&mibextid=LQQJ4d

 富山県で2023年に初開催されたウイスキーの試飲イベント。
日本海側でのウイスキーイベントは少ないので貴重である。

 初開催となったVol.1は2023年9月24日に行われた。
会場は富山県魚津市にある遊園地ミラージュランドの芝生広場
遊園地でウイスキーの試飲イベントが開催されるのは全国初ではないだろうか。
ミラージュランドは富山湾沿いにあるため、海風に吹かれて飲むウイスキーは格別である。

 2024年はVol.2に向けて準備が進められている。
2024年は11月4日(月・祝)の開催であり、前回よりも時期をずらしている。
前回から場所が変更されて、魚津水族博物館で開催とのこと。
どのようなイベントになるのか、期待が膨らむ。

・Kyushu Distillery Festival SAGA(九州蒸溜所フェス)

kyushu distillery festival SAGA
https://saga-whisky.info/
  • 主 催:エンジョイ・ウイスキー・クラブ佐賀 実行委員会
  • 場 所:佐賀
  • 時 期:6月頃
  • サイト:https://saga-whisky.info/

 2024年に佐賀県で初となるウイスキーイベントが開催された。
有志のバーテンダーにより、ウイスキーとスピリッツの試飲イベントである。
「ウイスキー&スピリッツフェス in 佐賀」を改め、
Kyushu Distillery Festival SAGA(九州蒸溜所フェス)」となった。

 ウイスキーをはじめ、クラフトジンやテキーラなどが並ぶ。
メーカーブースに加えて、キッチンカーでのフード販売もある。
BARブースでは貴重な品や、珍しい品の出品が予想される。

 2回目の開催となる2025年は5月25日(日)、12:30~17:30の5時間。
メイン会場は屋内で、フードは屋外での開催。

 初開催となった2024年のイベントでは予想を超える大盛況で、
パンフレットやリストバンドなどが足りなくなってしまうほど。
6月8日には福岡でウイスキートークもあり、九州でのイベントに注目が集まる。

・東京ウイスキー&スピリッツ コンペティション 大試飲会

東京ウイスキー&スピリッツ コンペティション
https://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/

 東京ウイスキー&スピリッツ コンペティションは2019年から行われている。
ブラインドテイスティングによって点数をつけて評価される

 ウイスキー以外にも様々な蒸留酒が提供されるので、いろいろ飲みたい人には有り難い。
コンペティション(品評会)で賞を取った製品も飲むことができるので、
高評価の製品を味わえる良い機会となる。

 2024年は9月14日(土)に大試飲会を開催。
3時間、2部制、各500名。
人気の銘柄には長蛇の列ができるので、飲みたいものを決めておくと良いだろう。

・ウイスキーコレクション郡山

ウイスキーコレクション郡山
https://wc-koriyama.com/
  • 主 催:ウイスキーコレクション郡山実行委員会
  • 場 所:福島
  • 時 期:??
  • サイト:https://wc-koriyama.com/

 2024年初開催のイベント。
東北初のウイスキー単独イベントとして、注目が集まる。

 開催日は2024年10月27日(日)
前夜祭として26日(土)に2時間だけ、出展者とファンの懇親・交流の場が設けられる。
また、27日(日)には同じ会場で「郡山市制施行100周年記念 発酵まつり」(入場無料)も行われる。

●小規模イベント

 蒸留所や、ウイスキー銘柄固有のイベントも開催されているので紹介する。

・マルス駒ヶ岳蒸溜所祭り

マルス駒ヶ岳蒸溜所
https://www.hombo.co.jp/visiting/komagatake/

 本坊酒造が主催するマルス駒ヶ岳蒸溜所のイベント。
2025年の開催は5月18日(日)

 ウイスキーのテイスティングができたり、セミナーで製造秘話が聞けたり、
ステージ演奏があったり、グルメブースでの食事もできたりする。
祭りの記念ボトルの抽選販売やバーテンダーによるオリジナルカクテルも楽しめる。

 無料のシャトルバスも運行されるので、ウイスキーを飲んでも安心である。

・津貫蒸溜所祭り

津貫蒸溜所祭り
https://www.hombo.co.jp/2024/visiting/20240704-tsunukifestival2024/

 本坊酒造が主催する津貫蒸溜所のイベント。
2024年の開催は11月10日(日)

 振る舞い酒が提供されたり、ウイスキーセミナーや焼酎蔵の見学ツアー、
記念ボトルの抽選販売のほか、グルメ屋台が設置される。

 同日開催される『日置・嘉之助蒸留祭』(上記)の嘉之助蒸溜所とシャトルバスが運行
1日4回運行なので、両方のイベントに参加することが可能になる。

・山鹿蒸溜所まつり

山鹿蒸溜所
https://yamagadistillery.co.jp/

 2022年に初開催し、2024年で三回目の開催となる。
蒸溜所竣工3年周年を祝い、山鹿の地元住民やウイスキーファンとのふれあいのイベント。
開催は2024年11月3日(日)

 山鹿蒸溜所のウイスキー造りのディープな話が聞けたり、ウイスキーの先行販売も行われる。
ウイスキーはまだ熟成3年未満なのでニューボーンである。
シャトルバスが運行されるので、気軽に参加でき、お酒を飲んでも安心である。

 ウイスキー 山鹿

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・小諸蒸留所ウイスキーフェスティバル

小諸蒸留所ウイスキーフェスティバル
https://komorodistillery.com/blog-post/release_250128/

 2024年2月にアジアで初開催となったワールド・ウイスキー・フォーラム。
開催場所となったのが小諸蒸留所である。
フォーラムの後日祭として小諸蒸留所ウイスキーフェスティバルが開催された。

 小諸蒸留所は長野県小諸市に2023年7月に開業。
標高910mにある蒸留所の熟成庫でウイスキーが目覚めを待っている。

 2025年は3月1日(土)、2日(日)に開催される。
イベントでは小諸蒸留所以外にも小諸市内に特設会場が催され、
地元グルメやワイン、日本酒なども楽しめる。
小諸駅からは無料送迎バスが出ているのも助かる。

その他のウイスキーが飲めるイベント

 ウイスキーが飲めるイベントはウイスキーイベント以外にもある。
各機関が開催するカクテルコンペティションなどは、
協賛ブースが出展されるので、ウイスキーや他のお酒も試飲できる。

 さらにイベントによっては最高峰のカクテルを味わえることができる
チケットは一般販売されているので、最高の技術を見れる良い機会である。

日本バーテンダー協会(NBA)

日本バーテンダー協会
http://www.bartender.or.jp/

 NBAが主催するイベントの主なものは以下である。

  • 全国バーテンダー技能競技大会
     開催場所は年により変わっていたが、24,25年は連続で東京開催である。
     2021年は新潟、2022年は愛知、2023年は大阪、2024年は東京、
     2025年は10月12日(土)、13日(日)に東京で開催。
  • 全国エリートバーテンダー カクテルコンペティション(EBCC)
     主に東京で6月に開催。
     2025年は6月15日(日)に、ホテルイースト21 東京で開催。

プロフェッショナル・バーテンダース機構(PBO)

プロフェッショナルバーテンダーズ機構
http://www.pbo.gr.jp/

 PBOが主催するイベントの主なものは以下である。

横濱インターナショナルカクテルコンペティション

横濱インターナショナルカクテルコンペティション
http://yokohama-cocktail.com/

 古くからお酒との関わりが深い、港町横浜で行われるカクテルコンペティション。
ウイスキーイベントに比べると落ち着いた雰囲気があり、協賛ブースでの試飲にゆとりがある
かなりオススメなイベントである。
2024年は10月14日(月・祝)の開催。

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東京インターナショナル Bar Show

東京インターナショナル Bar Show
http://tokyobarshow.com/index.html

 2012年から開催されている、日本最大級のお酒のビッグイベント
様々なお酒を楽しめるほか、カクテル大会や、海外ゲストのトークショーを聞くこともできる。
2025年は5月10日(土)、11日(日)の開催

 カクテルやハイボールなど飲みやすいお酒の提供があり、飲み過ぎてしまう人が多い。
会場の雰囲気も他のイベントとは違い、お祭り感が強く
過度な飲酒になりやすいので注意が必要。

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・フロンティアスピリッツ

FRONTIER SPIRITS
https://spirits-whisky.org/
  • 主 催:スピリッツ&ウイスキーフェスティバル委員会
  • 場 所:福島
  • 時 期:9月
  • サイト:https://spirits-whisky.org/

 様々なスピリッツ(蒸留酒)が福島に集うイベント。
郡山ストリートスピリッツ(蒸留酒)パーティー。
初開催は2022年。

 ラム、ジン、テキーラ、ウイスキーなどの試飲ができる。
福島県郡山でのイベントなので、東北在住者にはありがたい。

 2025年は9月14日(日)
今後は毎年9月の第二日曜開催に落ち着くようだ。

合わせて読みたい ↓

・JAPAN SPIRITS FESTIVAL

ジャパンスピリッツフェスティバル
https://japanspiritsfestival.com/

 昨今の蒸留酒人気と、もっと蒸留酒を身近感じてほしいとの思いで、2023年に初開催。
日本で造られているスピリッツ(蒸留酒)を一同に集めたイベント。
2023年10月13日(金)~15日(日)の3日間、東京大手町で開催された。
第二回となる開催は2024年10月12日(土)、13日(日)の2日間

 全国約30の蒸留酒メーカーが出展。
第一回では3日間のうち、日によって一部出店メーカーが変わった
焼酎、泡盛、ウイスキー、ジン、ラム、ブランデー、ウォッカ、リキュールが試飲できる。
試飲はコインを購入して、各ブースで好きなお酒と交換する。

・ジャパンクラフトスピリッツホリデイ

ジャパンクラフトスピリッツホリデー

 国内のクラフトスピリッツが一度に楽しめるイベント。
新規蒸留所やウイスキー蒸留所、焼酎蔵などのクラフトスピリッツを試飲できる。

 ジン、ラム、ブランデー、アブサンなど普段あまり見かけないお酒が揃う。
この機会に新しいお酒にチャレンジしてみるのも良いだろう。

 第一回目は2023年は9月17日(日)に開催された。
二回目となる2024年は11月10日(日)に開催。
1部、2部の各部2時間半。

・【BAR TIMES主催】2024春の試飲会

BAR TIMES主催春の試飲会
https://www.bar-times.com/

 BAR関連の情報を発信しているBAR TIMESが主催する試飲イベント。
ウイスキー、スピリッツ、リキュールなど様々なお酒が試飲できる。
珍しいお酒が見つかるかもしれない。

 前回は2022年の秋に開催された。
2024年は3月10日(日)の開催。

 参加は事前申し込みで、チケット無料、試飲無料。
14社が出展予定されており、商品やブランドについて話が聞けるよい機会である。
バーツールやグラスなどのガレージセールも同時開催され、お得に購入することができる。

●関係者向けイベント

 関係者向けのイベントであるため、一般参加は不可である。
通常のイベントの多くが土、日開催であるため、
お店を運営している関係者は業務があり、参加できない。

 メーカーやインポーターにとっても、自社が扱う製品を広めて、
多くの関係者に売り込みたいと思っている。
そのようなメーカーやインポーターとお店側のマッチングが主な目的であり、
一般参加者は不可となっている。

 普段イベントに行けない関係者にとっては、多くの商品を一度に知ることができ、
ゆっくりと造り手さんの話が聞ける有り難い場である。

・OSAKA SPIRITS&LIQUEUR FESTA

スピリッツ&リカーフェスタ

 2年に一度開催されるプロ向けのイベント。
多くの酒類を扱う『(株)千雅』が主催する。

 2025年は3月4日(火)に開催。
出展ブースは国内外合わせて100を超える。

 当然ウイスキーも各メーカーのブースに並ぶ。
関係者はこの機会にぜひ足を運びたいイベントである。

modern malt whisky market

モダンモルトウイスキーマーケット
https://sanyo-brands.jp/

 『三陽物産(株)』が主催する関係者向けのイベント。
初回開催は2006年であり、15年以上の歴史がある。
以前は一般客も参加できたが、現在は関係者向けの完全招待制である。

 2024年は10月1日(火)大阪10月4日(金)東京での開催。
各日1,2部の構成である。

 各部でモルトに関するセミナーも開催される。
生産者やインポーターの方から貴重な話が聞ける良い機会だ。

Le Festival par Pernod Ricard Japan 2024

Le Festival par Pernod Ricard Japan 2024

 『ペルノ・リカール・ジャパン(株)』が主催する関係者向けのイベント『ル・フェスティバル・パー・ペルノ・リカール・ジャパン2024』。

 数多くの商品ラインナップを揃えるペルノ・リカール・ジャパンのイベントいうことで、
試飲できる酒類もウイスキー、ジン、ラム、ウォッカ、リキュールなど様々
さらに特別セミナーやトークセッションまである。

 大阪会場は2024年10月2日(水)東京会場は10月7日(月)である。
両会場とも11時から18時までの7時間。
事前予約制なので、時間と興味がある人には良いチャンスである。

●海外イベント

 ウイスキーイベントは海外でも催されている。
日本から参加しやすい地域のイベントを紹介する。

WHISKY FEST TAKAO

ウイスキーフェス高雄
https://whiskyfair.com.tw/

 台湾の高雄で2017年から催されているウイスキーイベント。
日本からもいくつかのメーカーや蒸留所が出展している。
他にも日本のウイスキーを扱っている台湾インポーターが出展しており、
日本ではあまり見かけない銘柄もあったりする。

 当然スコッチやアメリカンなどもラインナップに入っている。
日本のイベント同様に、ラムなどのウイスキー以外のボトルもある。

 そして台湾メーカーや台湾インポーター、地元のバーなどの出展もある。
イベントで知ったバーに顔を出すのも遠征の楽しみだろう。

 2024年は11月16日(土)、17日(日)の開催。
チケット代は台湾ドル(NS$)599なので、日本円で約2700円(2024年8月)。
日本のイベントに比べると割安感はある。

 イベントと合わせて、台湾観光を楽しむのが最高である。
飛行機や宿泊はパックが安心。
予約は早割が大幅にお得なのでお早めに。

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●あとがき

 全国各地で行われるウイスキーイベント。
地元で開催されると移動がラクであるが、遠くでの開催は旅行気分が味わえる。
遠征するなら前日入りして、その地の料理やお酒を楽しみたいものである。
イベント参加の計画はしっかり立ておくことをすすめる。
特に遠征では、移動手段、宿泊先、食事など。
イベント当日は酔っぱらって判断力が落ちるので、事前準備が重要である。
せっかくのウイスキーイベント参加なのだから、存分に楽しもう。

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