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図解■ 酒米の銘柄別 生産量推移

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文字数:約400文字

●酒米の銘柄別 生産量

 主に日本酒の原料として使われる酒米(酒造好適米)には多くの銘柄がある。
数多くある銘柄の中で不動のTOP3が『山田錦』『五百万石』『美山錦』である。
山田錦、五百万石の生産量だけで全体の5~6割を占めている

農林水産省のデータをもとに上位10銘柄をまとめた。

農林水産省のデータ表
酒造好適米の生産量推移グラフ

『雄町』の生産量が落ちていることが気になる。
雄町は主に岡山県で栽培されている古くからある品種で、
野性味のある複雑な味わいが好まれる。
収穫量が少なく栽培も難しいため、一時期は「幻の米」と呼ばれたこともある。
今後の動向を注目したい。

関連記事:日本酒の原料【米】

●あとがき

 生産量は需要量によって決まる。
農水省はこの需給にギャップが生じないように気を配っている。
コロナによる日本酒の消費量が減少したため、日本酒の生産が減り、お米の在庫が増加している。
お米の生産、日本酒の供給、消費が安定するように経済活動の回復が望まれる。




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