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ジンベースのカクテル【ジン・トニック】

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文字数:約900文字

 ジンと関わりの深いカクテルを紹介する。
ジン・トニックは定番カクテルとして多くの人に知られている。
ジン・トニックのレシピや、誕生背景を見ていこう。

ジントニック
sgroeneによるPixabayからの画像

レシピ

材料

  • ドライジン・・・・・・・45ml
  • トニックウォーター・・・適量
  • カットライム・・・・・・1/4
  1. 氷を入れたタンブラーグラスにジンを注ぐ
  2. 冷やしたトニックウォーターで満たす
  3. マドラーで軽く混ぜる
  4. カットライムをグラスに飾る

誕生背景

熱帯
Greg MontaniによるPixabayからの画像

・マラリア感染

 熱帯地域に生息する寄生虫で、蚊を媒介にして感染する。
現在でも年間数億人が感染し、数十万人の死者を出している恐ろしい感染症である。

・キニーネ

 キニーネはキナの木から抽出される物質で、マラリアの特効薬として発見された。
マラリア原虫の増殖を抑える働きがあり、現在のマラリア治療薬はキニーネを元にして開発された。
キニーネにはとても強い苦味がある。

・ジン・トニック誕生

ライム
Thomas GörlitzによるPixabayからの画像

 インド周辺の熱帯地域を侵攻していたイギリス軍は、マラリア感染に悩まされていた。
マラリア予防にキニーネが効くことがわかったが、キニーネは苦過ぎた。
そこで、爽やかな香りや味を持つジンはキニーネの苦味を緩和させた。
炭酸水で割ると、さらに飲みやすくなり、現地で豊富なライムも加えて飲まれた。
これがジン・トニックの誕生である。

 現在では少量のキニーネ、糖分、ハーブなどを含んだ炭酸水がトニックウォーターとなっている。
今ではこのほろ苦さが、カクテルの味を引き立たせる重要な要因となっている。
ジン・トニックはジンとトニックウォーターとライムで作られるシンプルなカクテルとして人気である。

 シンプルだからこそ無限のアレンジができる。
ライムをレモンやグレープフルーツに変えたり、トニックウォーターをこだわったり、
使用するジンをブレンドしたり、、、
とても奥が深いカクテルである。

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●あとがき

 ジン・トニックは気軽に、オシャレに飲めるカクテルの代表格だろう。
お店によっては独自性を出したジン・トニックを提供するところもある。
さらにレシピが簡単なだけに、自宅でジン・トニックを楽しむ人も増えている。
ブームを支える土台として、このようなにカクテルは欠かせない。

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