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ワインの購入を考える時に、おいしく飲み切れるか、心配になる人はたくさんいる。
高価なワインになるほど、温度管理が重要になる。
自宅で本格的にワインを楽しみたいなら、ワインセラーが必要なる。
ここでは、ワインセラーを選ぶポイントと、価格帯別のおすすめ品を紹介する。
●ワインセラー選びのポイント
重要な2つのポイントをおさえてワインセラーを選ぼう。
- 収納本数(=サイズ)
- 作動音(=冷却方式)
①収納本数(=サイズ)
収納本数が増えれば、サイズは大きくなる。
家族で飲むのなら、10本以下の収納でも問題ないが、
ホームパーティでワインをふるまうなら、10本以上のストックはほしい。
②作動音(=冷却方式)
作動音はワインセラーを冷やす仕組みに左右される。
家庭用の冷却方式では、「ペルチェ式」と「コンプレッサー式」の2つが主流である。
それぞれにメリット、デメリットがあるので、使用環境で選ぶ必要がる。
ペルチェ式 | コンプレッサー式 | |
---|---|---|
冷却能力 | 低い (外気温の影響が少ない場所を選ぶ必要がある) | 高い (温度変化が少ない) |
作動音 | 小さい (リビングや寝室に置ける) | やや大きい (冷蔵庫並み) |
電気代 | 大きい (冷却能力が低いため、常時稼働する必要があるため) | 小さい (長期保管に最適) |
●おすすめ家庭用小型ワインセラー
価格帯別のおすすめ商品を紹介する。
どの商品も人気があり、多くの人に選ばれている。
・低価格帯 アイリスオーヤマ [PWC-251P-B]
- 冷却方式:ペルチェ式
- 収納本数:8本
- 温度設定:8~18℃
- サイズ :幅25.2 x 奥行32.1 x 高さ34.4cm
- 重 量 :9.5㎏
価格が1万円台のため、入門機として最適。
ペルチェ式を採用しているので、作動音が静かで、寝室にも置ける。
ボトルサイズの大きいものも、内部のラックを外すことで収納可能。
1年間の保証も付き、大手メーカーならではの安心感がある。
・中価格帯 ルフィエール [C15B]
- 冷却方式:コンプレッサー式
- 収納本数:15本
- 温度設定:5~18℃
- サイズ :幅34.5 x 奥行45.0 x 高さ69.2cm
- 重 量 :18.5㎏
3万円台でコンプレッサー式を採用している商品。
冷却能力が高く、適切な環境でワインを保管できる。
プロからビギナーまで、幅広く支持される。
リカマングループの都光が手掛ける日本ブランド。
1年間のメーカー保証付き。
・高価格帯 デバイスタイル [WE-C27W]
- 冷却方式:コンプレッサー式
- 収納本数:27本
- 温度設定:6~18℃
- サイズ :幅37.0 x 奥行49.8 x 高さ116.0cm
- 重 量 :36.5㎏
静粛性コンプレッサーを搭載することで、冷却能力と静音性を実現。
置き場所を選ばず、どこででもワインを楽しめる。
断熱効果の高いペアガラスや、加熱機能も搭載されており、コレクターに最適。
家庭用エスプレッソマシンやオーブントースターなども手掛ける日本メーカー。
●あとがき
ワインセラーがあれば、日本酒の保管にも使える。
キンキンに冷やして飲むタイプのビールには使えないが、温度高めのクラフトビールにも良い。
冷蔵庫とは別にお酒を保管する場所があるのは、とても便利だ。
赤用と白用に小型のものを2つ揃えてもいいだろう。