関東、関西、中部、北海道、九州、沖縄、全国のウイスキーイベントをまとめた。
ウイスキーが試飲できる大規模イベントをメインに随時更新していく。
新型コロナウイルス流行の前と後で、イベントのあり方が大きく変わった。
2024年はコチラ↓
- ●2023年開催イベント
- ●各地のウイスキーイベント紹介
- ・ウイスキーフェスティバル
- ・ウイスキートーク福岡
- ・秩父ウイスキー祭
- ・静岡クラフトビール&ウイスキーフェア
- ・ウイスキーラバーズ名古屋
- ・リカマン ウイスキーメッセ
- ・北海道 WHISKY FES
- ・倉敷ウイスキーフォーラム
- ・八王子ウイスキーストリート
- ・Anytime Whisky
- ・ウイスキーハーバー神戸
- ・ウイスキーヒストリー大阪
- ・琵琶湖ウイスキークルーズ
- ・沖縄ウイスキー&スピリッツ フェスティバル
- ・百万石ウイスキーフェスタ In Kanazawa
- ・ジャパニーズ・ウイスキー・ストーリーズ 福岡
- ・ウイスキーステーション浜松
- ・東京ウイスキー&スピリッツ コンペティション 大試飲会
- ・Whisky Luxe Tokyo 2023
- ●小規模イベント
- ●その他のウイスキーが飲めるイベント
- ●関係者向けイベント
- ●海外イベント
- ●あとがき
●2023年開催イベント
2023年はウイスキーイヤーといわれている。
1923年にサントリーが国産ウイスキー造りを始めて100年目になる。
新規蒸留所も増えて、イベントが活況となることは間違いないだろう。
新型コロナウイルスの影響で開催できなかったイベントも2023年には様々開催される。
すでに1月から予定されているのでチェックしていただきたい。
イベントによってはチケットが完売するものもあるので、早めの購入を検討するようにしたい。
迷っている間に完売することもあるので、後悔のないように。
2022年は屋内イベントは時間を区切った入替制で、人数制限を取り入れているところが多かった。
新型コロナ前はウイスキーブームの影響でどのイベントも人であふれかえっていた。
人数制限の入替制にすることで会場内をゆったりと回れ、
出店者側は休憩が取れて、長時間飲み続けて泥酔する人も減って、良い効果がある。
2023年はどのようなイベントになるのか、楽しみである。
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●各地のウイスキーイベント紹介
新型コロナ流行前に行われたイベントを紹介する。
多くのイベントで、ウイスキーに関するセミナーや、トークショー、
限定ボトルの販売などが行われている。
・ウイスキーフェスティバル
- 主 催:ウイスキー文化研究所
- 場 所:東京、大阪など
- 時 期:例年は東京12月(2022年は東京3月だった)、大阪6月
- サイト:https://whiskyfestival.jp/
ウイスキー文化研究所が主催する、ウイスキーイベントの代名詞的存在。
イベント初開催から15年以上の歴史と、30回以上の開催実績を持つ老舗イベント。
日本最多のウイスキーブランドが集まる。
・ウイスキーフェスティバル2023 in 大阪
4年ぶりに大阪でのウイスキーフェスティバルが開催される。
日にちは2023年6月18日(日)。
関西在住者の期待感が高まる。
・ウイスキーフェスティバル2023 in 横浜
ウイスキーフェスティバルが初めて横浜で開催される。
日本のバー文化発祥の地である港町横浜での開催である。
会場の大桟橋ホールは港からの海風が心地よい。
暑い夏にウイスキーを楽しむのも良いだろう。
2023年8月26日(土)、27日(日)の2日間開催。
各日二部制、3時間半の各800人限定。
・ウイスキーフェスティバル2023 in 東京
今年の最後を締めくくるウイスキーのビッグイベント。
2022年はコロナ禍の影響で3月開催だったが、
2023年は例年通り12月にベルサール高田馬場で開催となる。
実に1年と8カ月ぶりである。
開催日は2023年12月2日(土)、3日(日)の2日間、各日前後半の計四部制。
各部1,200名なので、横浜の800名よりも多いが、大阪の1,500名よりは少ない。
会場のキャパに起因するのだろう。
お気に入りのウイスキーを見つけて、年末年始に向けて購入するのもよいだろう。
・ウイスキー&スピリッツ フェスティバル2024 in 横浜
2023年の8月末に横浜で初開催となったウイスキーフェスティバルが、
2024年には「ウイスキー&スピリッツ フェスティバル」に名前を変えて開催される。
ウイスキーからさらに蒸留酒の幅を広げて、ジンや焼酎、泡盛なども含めた試飲イベントとなる。
開催日は2024年2月11日(日)、場所は横浜のみなとみらいにある「パシフィコ横浜」である。
チケットは前後半の二部制。
各部3時間半、2,500名のため、計5,000名分のチケットが用意される。
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・ウイスキートーク福岡
- 主 催:ウイスキートーク福岡実行委員会
- 場 所:福岡
- 時 期:例年は6月
- サイト:https://whiskytalk.net/
2011年から続く九州最大のウイスキーイベント。
九州地方や中国地方からの来場者が多く、関東や関西が遠い人には有り難い。
2019年以降開催できていないが、その間もオリジナル限定ボトルの販売を続けている。
限定ボトルの人気は高く、それを目当てとする来場者も多い。
2023年は6月11日(日)の開催。
さらに翌日と翌々日に鹿児島蒸留所ツアーの開催を企画中。
飛行機での参加を考えている人は、予約を早めに済ませておくことをオススメする。
75日以上の早割りで半額になる場合もある。
2023年のウイスキートークイベント内で、2024年の開催が発表された。
2024年は6月9日(日)の開催が予定されている。
・秩父ウイスキー祭
- 主 催:秩父ウイスキー祭実行委員会
- 場 所:埼玉
- 時 期:例年は2月
- サイト:https://www.chichibuwhiskymatsuri.jp/
2014年から開催されており、イベント人口密度が最大級。
コロナ禍では、オンラインイベントを開催し、ウイスキーの最新情報などのセミナーに注力する。
例年の2月のイベントは、雪の影響に大きく左右され、残念ながら辿り着けない人もいる。
雪にも負けず、毎年楽しみにしているファンは多い。
会場が3ヵ所に分かれているため、トータルの移動時間は意外と大きい。
会場間の移動が多いため、歩きやすい靴や、動きやすい服装が望ましい。
宿泊予定の参加者は、早めの予約がおすすめ。
秩父駅周辺のホテルはキャパが大きくないため、出展者などの関係者でほぼ埋まってしまう。
2023年は2月19日(日)の開催。
記念すべき開催10回目となる。
チケットは即完売しており、入手難易度は高め。
2024年は2月18日(日)の開催が予定されている。
・静岡クラフトビール&ウイスキーフェア
- 主 催:静岡クラフトビール&ウイスキーフェア実行委員会
- 場 所:静岡
- 時 期:例年は??月
- サイト:https://shizuoka-fair.com/
2015年から開催されている、クラフトビールも楽しめるイベント。
2016年からウイスキー製造を始めたガイアフローの静岡蒸留所が造るウイスキーが目当てという来場者も多い。
3年ぶり、7回目の開催が決定した。
2023年10月28日(土)、29日(日)の2日開催。
今回はJR静岡駅から徒歩13分の常磐公園で開催される。
心地よい秋に屋外でビールやウイスキーが飲める、開放的なイベントである。
毎回会場が変わるのは意図的なのだろうか。
・ガイアフロー ウイスキーフェア静岡 2023春
ガイアフローが扱う、ブラックアダーやアスタモリスなどの輸入ウイスキーと、
静岡蒸溜所の静岡ウイスキーが楽しめる。
リカーズハセガワが出展するので、色々なアイテムが並ぶ。
3月25日(土)開催の小規模イベント。
3月17~26日まで静岡市内で開催される静岡バー・ウィークも合わせて楽しみたい。
・ウイスキーラバーズ名古屋
- 主 催:ウイスキーラバーズ名古屋実行委員会
- 場 所:愛知
- 時 期:例年は1月
- サイト:https://wln.themedia.jp/
2017年から開催されており、年初めのイベントとして定着しつつある。
2020年以降の開催できない期間は、小規模なスピンオフイベントを開催している。
2023年は1月22日(日)の開催で、多くのファンが待ち望んでいる。
2024年は1月21日(日)の開催が予定されている。
・リカマン ウイスキーメッセ
- 主 催:(株)リカーマウンテン
- 場 所:京都
- 時 期:例年は7、8月
- サイト:https://www.likaman.co.jp/event/whisky-messe/index.php
2017年から開催されており、例年はウイスキーとクラフトビールのイベント。
全国各地にショップを展開する企業が主催の大規模イベントは稀である。
会場のザ・プリンス京都宝ヶ池は、都市部から離れた落ち着いた立地にあり、豪華。
イベントではオークションが開かれ、見ているだけでも楽しい。
関西での大規模イベントは地域在住者に嬉しい。
2023年は8月5、6日の2日間の開催。
2024年は9月24日(日)の開催が予定されている。
・北海道 WHISKY FES
- 主 催:北海道WHISKY FES実行委員会
- 場 所:北海道
- 時 期:例年は8、9月(2023年は7月)
- サイト:https://www.hokkaidowhiskyfes.com/
https://www.facebook.com/hokkaidowhiskyfes/
2018年から開催されている、日本最北のウイスキーイベント。
北海道の余市蒸留所や、新規の蒸留所への期待が大きい。
2023年は7月2日の開催。
イベントと合わせて、初夏の北海道を満喫したい。
道外からの参加を考えている人は、飛行機の予約を早めに済ませておくことをオススメする。
75日以上の早割りで半額になる場合もある。
2024年は8月4日(日)の開催予定。
ウイスキーだけでなくジンも含めたイベントとなる。
それに伴いイベント名も『北海道ウイスキーアンドスピリッツフェス』に変更される。
真夏の北海道でお酒を楽しもう。
・倉敷ウイスキーフォーラム
- 主 催:倉敷ウイスキーフォーラム実行委員会
- 場 所:岡山
- 時 期:例年は?月
- サイト:https://www.whiskey-forum.jp/
2019年に初開催された、中国地方期待のイベント。
2021年3月に予定していた第2回が中止となり、次回開催の告知がされた。
かなり先だが、2024年3月24日(日)の開催を予定している。
中国地方のウイスキーファンが首を長くして待っている。
・八王子ウイスキーストリート
- 主 催:八王子フードフェスティバル実行委員会
- 場 所:東京
- 時 期:例年は10月
- サイト:https://www.hachiojiwhiskystreet.com/
2019年に初開催された、屋外での開放的なウイスキーイベント。
第2回は2022年は10月29日に開催された。
2023年は10月28日(土)の開催予定。
屋外で飲むウイスキーは一味違う。
天気が良ければ、季節的に最高に楽しめるイベント。
・Anytime Whisky
- 主 催:エニタイム・ウイスキー実行委員会
- 場 所:愛知
- 時 期:??
- サイト:https://anytime-whisky.localinfo.jp/
2021年3月を初開催予定としていたが、延期を重ね2022年7月に初開催された。
屋外のイベントであり、入れ替えや人数制限なく開催された。
2023年の開催が決まった。
2023年は11月18日(土)、19日(日)の2日開催。
前回は7月開催だったが、2023年は11月である。
秋の落ち着いた季節に、屋外でウイスキーを飲める開放感。
期待が高まるイベントである。
・ウイスキーハーバー神戸
- 主 催:WHISKY HARBOUR神戸実行委員会
- 場 所:兵庫
- 時 期:4月
- サイト:https://whiskyharbourkobe.com/
2021年4月を初開催予定としていたが、延期となり、
2022年4月に小規模で第0回として開催された。
満を持しての第1回は2023年4月23日。
2024年は4月21日(日)の開催が予定されている。
・ウイスキーヒストリー大阪
- 主 催:Whisky History Osaka 事務局
- 場 所:大阪
- 時 期:10月
- サイト:https://www.whisky-history-osaka.jp/
https://www.facebook.com/profile.php?id=100089065514916
2000年から開催されていたが、2018年に終了したイベント。
2022年10月に4年ぶりの復活。
懐かしさを感じる人も多いのではないだろうか。
2023年は10月1日(日)の開催が決定。
・琵琶湖ウイスキークルーズ
- 主 催:京都ウイスキーパーティー実行委員会
- 場 所:滋賀
- 時 期:5月
- サイト:https://www.facebook.com/KWPEC
2016年から開催されている琵琶湖を周遊するクルージングイベント。
船の上で生演奏を聴き、景色が流れる中で飲むウイスキーは至福。
これまでは夏や秋に開催されていたが、2023年は5月28日に開催。
ロケーションが最高のため、リピーター率が高い。
・沖縄ウイスキー&スピリッツ フェスティバル
- 主 催:沖縄ウイスキー&スピリッツ フェスティバル実行委員会
- 場 所:沖縄
- 時 期:11月
- サイト:https://okinawa-ws-fes.jp
2019年12月に第一回目が開催された、沖縄で初のウイスキー関連イベント。
スピリッツということで泡盛ブースも多く出展されており、かなり楽しめる。
大都市のイベント違い、混雑度が低いため、出店者さんの話をじっくりと聞ける。
2023年は11月5日(日)に開催が予定されており、期待が高まる。
初冬の沖縄はまだ温かいので、イベントと合わせて計画を立てたい。
県外からの参加を考えている人は、飛行機の予約を早めに済ませておくことをオススメする。
75日以上の早割りで半額になる場合もある。
・百万石ウイスキーフェスタ In Kanazawa
- 主 催:百万石ウィスキーフェスタ実行委員会
- 場 所:石川
- 時 期:10月
- サイト:https://www.facebook.com/profile.php?id=100069817032362
2017年7月に初開催され、2回目が2019年10月、2023年が3回目の開催となる。
これまでの2回はいしかわ四高記念公園で行われたが、2023年は金沢東急ホテルに変更。
屋内に変更することで、天候に左右されずにイベントの運営ができるようになった。
日本海側でのウイスキーイベントは珍しく、北陸在住者にとっては嬉しいかぎりだろう。
開催日は2023年10月15日(日)。
・ジャパニーズ・ウイスキー・ストーリーズ 福岡
- 場 所:福岡
- 時 期:10月
- サイト:https://www.instagram.com/japanese_whisky_stories/
- 主 催:ジャパニーズ・ウイスキー・ストーリーズ実行委員会
情報はまだ少ないが、ジャパニーズウイスキー100年目の2023年にイベントが開かれる。
2023年10月8日(日)に福岡で開催。
国産ウイスキーを中心としたイベント。
オープンセミナーには、蒸留器を製作している『三宅製作所』や、
製樽メーカーの『有明産業』が参加。
面白い話が聞けそうである。
・ウイスキーステーション浜松
- 場 所:静岡
- 時 期:11月
- サイト:https://hamamatsu-bartender-club.jp/
- 主 催:浜松バーテンダークラブ
静岡県浜松市で行われる、初開催のウイスキーイベント。
静岡県内の蒸溜所以外にも、国内蒸溜所やインポーター、メーカーが出店する。
会場は鉄道の高架下という珍しい立地。
フリーテイスティング(飲み放題)で、前売り2500円はお得。
開催日は2023年11月12日(日)、11時~17時までの6時間。
・東京ウイスキー&スピリッツ コンペティション 大試飲会
- 主 催:ウイスキー文化研究所
- 場 所:東京
- 時 期:??
- サイト:https://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/
東京ウイスキー&スピリッツ コンペティションは2019年から行われている。
ブラインドテイスティングによって点数をつけて評価される。
2022年は6月に行われ、そこにエントリーされた製品を飲むことができる。
ウイスキー以外にも様々な蒸留酒が提供されるので、いろいろ飲みたい人には有り難い。
コンペティション(品評会)で賞を取った製品も飲むことができるので、高評価の製品を味わえる良い機会となる。
2023年は7月9日(日)に開催される。
二部制の完全入替、各部3時間。
・Whisky Luxe Tokyo 2023
- 場 所:東京
- 時 期:4月
- サイト:http://whiskymag.jp/whiskyluxetokyo2023/
- 主 催:イギリス ウイスキーマガジン/(株)ウイスキーマガジン・ジャパン
イギリス系ウェブメディアであるWhisky Magazineが、
ジャパニーズウイスキー100年の節目を祝うイベント。
7時間の内5時間はセミナー講演で、試飲会は2時間。
ウイスキー造りなどの話をじっくり聞きたい人には有り難い。
定員300名で4月12日(水)の平日開催である。
チケットは一般販売されるが、業界関係者の参加が多そうである。
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●小規模イベント
蒸留所や、イスキー銘柄固有のイベントも開催されているので紹介する。
・ブルックラディ ウイスキーフェスティバル
- 主 催:レミー コアントロー ジャパン(株)
- 場 所:東京
- 時 期:4月
- サイト:https://rcjkk.com/blpopup_2022/
2度目の開催となる2022年は、4月15日~24日まで開催された。
ウイスキーは、レミーコアントローが取り扱う、
ブルックラディ、ポートシャーロット、オクトモアが提供された。
また、ブルックラディ蒸留所のアンバサダーを招いてのセミナーや、
ミュージシャンによるライブパフォーマンスも行われた。
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・アードベッグデー
- 主 催:モエ ヘネシー ディアジオ(株)
- 場 所:東京
- 時 期:6月
- サイト:https://www.ardbegjapan.com/ardbegday/
アイラ島で開催されるアイラ・フェスティバルで、各蒸留所がオープン・デーを行っている。
アードベッグ蒸留所もオープン・デーを行い、この日がアードベッグデーとされる。
2016年から開催されており、2023年は6月1日(木)~3日(土)に東京開催、
6月9日(金)、10日(土)に大阪開催が予定されている。
ウイスキーは、数量限定品のアードベッグ ヘビー・ヴェーパーが提供された。
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日置・嘉之助蒸留祭
- 主 催:小正嘉之助蒸溜所(株)
- 場 所:鹿児島
- 時 期:11月
- サイト:https://kanosuke.com/news
4年ぶりの開催となる、嘉之助蒸溜所が開催するイベント。
2023年11月12日(日)の開催。
嘉之助蒸溜所、日置蒸溜蔵の無料見学があったり、
限定ボトルの販売や、有料試飲セミナー、無料セミナーが予定されている。
嘉之助蒸溜所と日置蒸溜蔵と最寄り駅を結ぶシャトルバスが運行する。
さらに本坊酒造のマルス津貫蒸溜所ともシャトルバスが運行される。
これにより同日に開催される『津貫蒸溜所祭り』(下記)にもスムーズに参加できるようになっている。
津貫蒸溜所祭り
- 主 催:本坊酒造(株)
- 場 所:鹿児島
- 時 期:11月
- サイト:https://www.hombo.co.jp/2023/visiting/20230928-tsunukifestival2023/
パンデミックを経て4年ぶりの開催となる、本坊酒造が開催するイベント。
2023年11月12日(日)の開催。
振る舞い酒として、本格芋焼酎の『貴匠蔵』が提供される。
ウイスキーセミナーや焼酎蔵の見学ツアー、記念ボトルの抽選販売のほか、グルメ屋台が設置される。
同日開催される『日置・嘉之助蒸留祭』(上記)の嘉之助蒸溜所とシャトルバスが運行。
1日4回運行なので、両方のイベントに参加することが可能になる。
●その他のウイスキーが飲めるイベント
ウイスキーが飲めるイベントはウイスキーイベント以外にもある。
各機関が開催するカクテルコンペティションなどは、
協賛ブースが出展されるので、ウイスキーや他のお酒も試飲できる。
さらにイベントによっては最高峰のカクテルを味わえることがある。
チケットは一般販売されているので、最高の技術を見れる良い機会である。
・日本バーテンダー協会(NBA)
NBAが主催するイベントの主なものは以下である。
- 全国バーテンダー技能競技大会
開催場所は年により変わる。
2021年は新潟、2022年は愛知、2023年は10月22日に大阪で開催。 - エリートバーテンダーカクテルコンペティション(EBCC)
主に東京で6月に開催。
2023年は6月18日の予定。
・プロフェッショナル・バーテンダース機構(PBO)
PBOが主催するイベントの主なものは以下である。
- 全国バーテンダーズ・コンペティション
主に東京で、2023年は4月23日に開催。
状況によっては無観客の場合もあり。 - PBO カクテル&バーフェスタ
7、8月の夏の時期に東京で開催される。
2020、21、22年は中止。
・東京インターナショナル Bar Show
2012年から開催されている、日本最大級のお酒のビッグイベント。
様々なお酒を楽しめるほか、カクテル大会や、海外ゲストのトークショーを聞くこともできる。
毎年5月に開催されていたが2020、21、22年は中止となった。
4年ぶりに2023年は5月13日、14日の2日間開催が発表された。
カクテルやハイボールなど飲みやすいお酒の提供があり、飲み過ぎてしまう人が多い。
会場の雰囲気も他のイベントとは違い、お祭り感が強く、過度な飲酒になりやすいので注意が必要。
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・横濱インターナショナルカクテルコンペティション
古くからお酒との関わりが深い、港町横浜で行われるカクテルコンペティション。
ウイスキーイベントに比べると落ち着いた雰囲気があり、協賛ブースでの試飲にゆとりがある。
かなりオススメなイベントである。
2023年は10月9日(月・祝)の開催。
・ジャパニーズフェス
ウイスキーフェスティバルを主催する、ウイスキー文化研究所が手がける初イベント。
ジャパニーズウイスキーも各種出揃うことが期待できる。
ウイスキー以外にも焼酎、泡盛、ジン、ラム、リキュールなど、
お酒好きには堪らないイベントになることが予想される。
東京で2022年12月17、18日の2日間開催された。
次回は2024年1月の開催が予定されている。
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・フロンティアスピリッツ
- 主 催:スピリッツ&ウイスキーフェスティバル委員会
- 場 所:福島
- 時 期:6月
- サイト:https://spirits-whisky.org/
様々なスピリッツ(蒸留酒)が福島に集うイベント。
郡山ストリートスピリッツ(蒸留酒)パーティー。
ラム、ジン、テキーラ、ウイスキーなどの試飲ができる。
福島県郡山でのイベントなので、東北在住者にはありがたい。
初開催は2022年10月であった。
2023年は6月4日(日)の開催。
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・JAPAN SPIRITS FESTIVAL
- 主 催:ジャパンスピリッツフェスティバル合同会社
- 場 所:東京
- 時 期:10月
- サイト:https://japanspiritsfestival.com/
昨今の蒸留酒人気と、もっと蒸留酒を身近感じてほしいとの思いで、2023年の初開催が決定。
日本で造られているスピリッツ(蒸留酒)を一同に集めたイベント。
開催日は2023年10月13日(金)~15日(日)の3日間、会場は東京大手町。
全国約30の蒸留酒メーカーが出店する。
3日間のうち日によって一部出店メーカーが変わる。
焼酎、泡盛、ウイスキー、ジン、ラム、ブランデー、ウォッカ、リキュールが試飲できる。
試飲はコインを購入して、各ブースで好きなお酒と交換する。
●関係者向けイベント
関係者向けのイベントであるため、一般参加は不可である。
通常のイベントの多くが土、日開催であるため、お店を運営している関係者は業務があり、
参加できない。
メーカーやインポーターにとっても、自社が扱う製品を広めて、
多くの関係者に売り込みたいと思っている。
そのようなメーカーやインポーターとお店側のマッチングが主な目的であり、
一般参加者は不可となっている。
普段イベントに行けない関係者にとっては、多くの商品を一度に知ることができ、
ゆっくりと造り手の話が聞ける有り難い場である
・ OSAKA SPIRITS&LIQUEUR FESTA
4年ぶりのイベント開催。
多くの酒類を扱う『(株)千雅』が主催するイベントである。
2023年は4月18日(火)、19日(水)の2日間、大阪で開催される。
18日は国内蒸溜所36社、19日はインポーター38社が出展予定。
当然ウイスキーも各メーカーのブースに並ぶ。
関係者はこの機会にぜひ足を運びたいイベントである。
・ modern malt whisky market
『三陽物産(株)』が主催する関係者向けのイベント。
初回開催は2006年であり、15年以上の歴史がある。
以前は一般客も参加できたが、現在は関係者向けの完全招待制である。
2023年は10月10日(火)大阪、10月13日(金)東京での開催。
各日1,2部の構成である。
大阪は20社、東京は19社が出展予定。
各部でモルトに関するセミナーも開催される。
生産者やインポーターの方から貴重な話が聞ける良い機会だ。
●海外イベント
ウイスキーイベントは海外でも催されている。
日本から参加しやすい地域のイベントを紹介する。
・WHISKY FEST TAKAO 2023
台湾の高雄で2017年から催されているウイスキーイベント。
2022年は12月24日、25日のクリスマスど真ん中に開催された。
出店数は40を超え、世界中からウイスキー好きが集まった。
日本からも本坊酒造、長濱蒸留所、松井酒造が出展した。
他にも日本ウイスキーを台湾インポーターが取り扱っている。
そのなかには日本ではあまり見かけない銘柄もあったりする。
当然スコッチやアメリカンなどもラインナップに入っている。
日本のイベント同様に、ラムなどのウイスキー以外のボトルもある。
そして台湾メーカーや台湾インポーター、地元のバーなどの出展もある。
イベントで知ったバーに顔を出すのも遠征の楽しみだろう。
2023年は11月4日(土)、5日(日)の開催が予定されている。
チケットは9月1日発売開始。
チケット代は台湾ドル(NS$)599なので、日本円で約2750円(2023年8月)。
日本のイベントに比べると割安感はある。
イベントと合わせて、台湾観光を楽しむのが最高である。
飛行機や宿泊はパックが安心。
予約は早割が大幅にお得なのでお早めに。
●あとがき
2023年は多くのウイスキーイベントが開催されるだろう。
ジャパニーズウイスキーの人気が高まる中、新規蒸留所も続々と稼働を始めている。
熟成にはまだ時間がかかるが、それまでの過程を楽しみたい人にはイベントでの試飲が最適だろう。
基本的に市場に出回らないニューポットや若い熟成途中のものが飲めるのは有り難い。
多くの人がウイスキーの良さをイベントで感じてもらえればと思う。