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世界中でブームが起きているウイスキー。
日本でも新規蒸留所が稼働を始め、ジャパニーズウイスキーが盛り上がっている。
国内のウイスキー生産量の推移をまとめたので見てみよう。
●国内ウイスキー生産量
国税庁の公開しているデータをもとにまとめた。
2000年からのデータを見てみよう。
2000年代は減少傾向にあり、2007年には最低の56,000kLまで落ち込んだ。
その後、徐々に回復し、一時大震災で横ばいとなるが、
ウイスキーブーム到来で年10%程度の増加し続け、2019年には153,000kLに達した。
2020年からはパンデミックの影響で激減しているが、
その間にウイスキー事業者が増えている。
それらのウイスキーが生産量に反映されるにのは熟成を終えてからである。
ジャパニーズウイスキーと名乗るには最低3年の熟成が必要である。
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●国内ウイスキー生産量 1970年~
半世紀以上も前の1970年からのデータを見ると、ピークは1980年代のようだ。
ウイスキーブームといわれる現在の倍以上のウイスキーが生産されていた。
当時はハイボールブームやバブル期である。
また、お酒の選択肢が今ほど多くなかったということもあるのだろう。
これだけの量が造られていたことを考えると、
いまだにオールドボトルをバーで見かけるのも納得できる。
当時の味わいを知れるのは有り難いことだ。
●あとがき
推移を見ると昔のほうが生産量が多かったことがわかる。
今と昔の違いは、あるゆる面での品質が向上していることである。
原料、設備、施設など品質管理のノウハウが蓄積されたのである。
また、シングルモルトの人気や、海外輸出も増えている。
これから生産量がどこまで伸びるのか楽しみにしたい。
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